◇ シグナスX、シグナスX SR、アクシストリートに関する改善対策について ◇

LIGHTHOUSE

2015年11月12日 07:42



◇ シグナスX、シグナスX SR、アクシストリートに関する改善対策について ◇




2015年11月10日

 この度は、弊社の改善対策に関しまして、ご愛用者の皆様には多大なご心配とご迷惑をおかけ致しましたことを、深くお詫び申し上げます。
  現在、改善対策対象車を保有されているお客様には直接ご連絡のうえ、無償修理を実施致しております。ご多忙のところ大変恐縮ではございますが、何卒ご協力賜りますようお願い申し上げます。

改善対策届出番号 481 改善対策開始日 平成27年11月11日
不具合の部位(部品名) ①動力伝達装置(セカンダリシーブ) ②原動機(シリンダヘッドガスケット)
不具合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因 ①動力伝達装置において、セカンダリシーブ(固定側)のシーブとボスの溶接が不適切なため、溶接部の強度が不足しているものがある。そのため、走行条件によって溶接部に亀裂が生じ、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、溶接部がはがれ動力が伝達できず、走行不能となるおそれがある。
②原動機において、シリンダヘッドガスケットの製造が不適切なため、シリンダとシリンダヘッドとの合面のシール面圧が不足しているものがある。そのため、シリンダとシリンダヘッドの隙間から燃焼室内にエンジンオイルが流入し、流入したオイルより生成されたカーボンが堆積され、堆積したカーボンが吸気・排気バルブのシール面に噛み込んで燃焼室内の気密性が損なわれ、最悪の場合、始動不良やエンストに至るおそれがある。
改善対策の内容 ①全車両、セカンダリシーブを良品と交換する。
②全車両、シリンダヘッドガスケットを良品と交換するとともに、シリンダヘッドの燃焼室内のカーボンを除去する。








車名 型式 通称名 改善対策対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲及び製作期間 改善対策対象車の台数 備考

ヤマハ EBJ-SE44J 「シグナスX XC125」 SE44J-100101~SE44J-290846
平成19年8月17日~平成25年1月22日 23,207台 ①

「シグナスX XC125SR」 SE44J-130101~SE44J-290946
平成19年10月18日~平成25年1月23日 18,032台 ①

EBJ-SE53J 「アクシストリート XC125E」 SE53J-100101~SE53J-147482
平成21年7月14日~平成25年1月28日 29,040台 ①②

SE53J-147483~SE53J-163784
平成25年2月5日~平成27年8月31日 8,404台 ②
(計2型式) (計3車種) (製作期間の全体の範囲)
平成19年8月17日~平成27年8月31日 (計78,683台) ①70,279
②37,444


改善箇所説明図





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