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◇ 当店より 5年ほど前に シグナスＸ 125 ＦＩ （インジェクション車） を 新車で購入された お客様より 最近から エンジンが 頻繁にエンストするので バイクの調子を見てほしいとの連絡があり 修理見積もりで入庫しました ◇



◇夏場になってから 朝 エンジンが冷えている時には スムーズにエンジンはかかるが 少しバイクを走らせると 信号待ちなどで エンストを繰り返し 最悪の場合 エンジンが再始動しない事もあったとの事でした ◇



◇五年間で 走行距離は まだ 15000キロと少ないのですが ﾔﾏﾊＦＩ車の夏場になってからのエンスト症状と言えば やはり 燃料ポンプのトラブルが考えられます ◇



◇さっそく エンスト症状の トラブルの原因を探求するべく カバー類を外していきます ◇



◇シグナスのガソリンタンクは ステップ下にあるために 半分近くカバーを外す事になります ◇



◇ ガソリンタンクを 少し下側に傾けないと 燃料ポンプは フレームが邪魔で外れません （泣） ◇



◇ ようやく 問題の 燃料ポンプが外れました 夏場のヤマハＦＩ車のエンストは ほとんどが 燃料ポンプのトラブルが多く 特に この対策前の黒いモーターの燃料ポンプは 残念ながら 壊れる確率が高いとされています ◇



◇ こちらが 最新の対策品とされる 新品の燃料ポンプです モーターの色が 茶色になっている事で判別できます ◇ この対策品の燃料ポンプは 2年前より メーカーから提供されておりますが 交換した 車輛は 1年以上経過しても 夏場のエンストのトラブルは 今のところは 出ておりません ◇



◇本来のヤマハ車の新車からのメーカー保証は ２年間ですが この燃料ポンプのトラブルに関しては 日本国内モデルだけに限り 特別にメーカー保証延長を行っており 修理代は頂きません （ 台湾仕様などの平行モデルは適用外 ） 夏場のエンストなどの症状が確認できた ヤマハＦＩ車の日本仕様のユーザー様は お近くのヤマハ正規販売店まで お問い合わせ下さいませ ◇